2011年08月05日
ダイワT3・フィネスカスタム!
見よ! PX68用フィネススペシャルスプールを搭載した渓流ベイト対応カスタム
ダイワT3・1016SH-TW(^^)
T型レベルワインドのフリクションロスの可能性と奇麗な糸巻きは、PEラインを使い軽量ルアーをキャストする僕の釣りにぴったりなはず!
しかもボディ重量は180g!ギア比7.1のハンドル1回転75cm〜♪
そんなこんなで発売日を待ちながらチマチマと頑張って貯金して、即購入!そして即カスタム開始したのであります〜(^^)
詳細は続きで→
待ちに待ったT3(^^)
すっごい楽しみにしておりました。
今のスティーズにはなんの文句もないのですが、さらに進化していくのならそっちも使ってみたいと思う、道具道楽野郎の性であります(>_<)
これがTウィングシステム(^^)
う〜ん、頭いいぜ作った人!
REAL FOURのスプールは15.2g・・・重いっす(>_<)これに下巻きしたらベアリングをどうしようが、どんなオイルを使おうが、キャストがどんなに上手かろうが2gは飛ばせないっす(>_<)しかしこれは予想通り〜♪
そんなわけで、スティーズやTDジリオンでやっているように、PX(プレッソ)のスプールに換装する作戦を発売前から妄想していました。
あとはスプールサイズやカラーの位置が問題。
それは発売して実機を計測しないとなんとも判明しないので、発売を待ち、入荷と同時にピックアップ(^^)
さっそく持ち帰って色々と実測。
スプール径はスティーズと同様のφ34、これでZPIのスティーズ用フィネスリングがそのまま使えると思ったら・・・
スプールの位置決めをしているカラーが、0.5mmほど内側に入っていて、そのままだとスプールが入らない事が判明(>_<)
くぅ、微妙に変えてきやがって〜。
そこで、パーツを慎重に削る勇気。
PX68用フィネススペシャルスプールの、赤いパーツ。
これはスプールベアリングを固定しているカラー(色って意味でなく・そういえばこういうパーツってなんでカラーって言うんだろうか?(^^;)パーツなのですが、これを0.5mm削ります。
ここで大事なのが、まっすぐ削る事。
斜めに削っちゃうとせっかく出ている精度が台無しになっちゃいますし、回転性能にも影響する可能性があります。
とりあえず、旋盤を使うのがベターなのですが、これ用の治具作るのもめんどうなので、定盤の上にサンドペーパーをしいて、その上にパーツを乗せて、消しゴムなんかで均一に圧力を駆けて、手癖が着かないように少しづつ回転させながら少しづつ削っていきます。
定盤がない場合は、なるべく水平で、まっすぐなテーブルの上って感じでOKです(^^)
削りすぎると強度が落ちたり、最悪ベアリングを固定出来なくなっちゃうので注意が必要です。
僕の削りっぷりはこんな感じ。
0.5mmジャスト削ってます。
パーツを戻すとこんな感じ。(^^)
この部品以外は加工しないので、最悪修理に出したり、パーツを取り寄せれば(取り寄せ対応では無く、修理対応になるかもしれませんが)元に戻せるのがいいかと〜。
この加工で、メカニカルブレーキを緩めている状態で、ほんの少しだけカタつく程度になるはずです。
カタつきはホントに微妙にですが(^^;
あとはフレームとスプールの隙間を埋めるパーツなのですが・・・
φ34のスプーがあった所にφ31のスプールが入っているので、直径差3mm、カラーパーツの厚みは1.5mm以下って感じです。
ZPIのスティーズ用のフィネスリングを実測すると、外径はφ34、内径はφ31.2、高さ2mm
でした。
なんとスプールとの隙間0.1mm(^^;いやぁシビアにできてるなぁ。
これを入れれば〜(^^)
と入れてみると・・・あれ? 干渉しちゃって回んない(>_<)とほほ。
金属をマシンカットして仕上げているスティーズと違い、樹脂であるザイオンは微妙に精度が出ていないのか、それとも俺のT3の個体のせいか、そのままではダメでした〜。
そこで・・・
秘密工場で作ってしまう事に(^^)
自宅の旋盤じゃサイズ的にはきつかったので、対応最高の秘密工場に即メール〜♪
凄いスピードで作ってくれました。
実測してみて山犬が出したのは内径プラス0.1mmのφ31.3だったのですが、工場で試してもらった結果、さらに0.05足してφ31.35という事に・・・さすが(^^)たのもしいぜ秘密工場!(^^)
仕上がって来たパーツを組み込み(弱圧入なので簡単(^^))
すっげ良い感じ(^^)
できた〜♪
シャーっと気持ちよく回転するPX用フィネススペシャルスプール(^^)
これで、T3フィネスカスタムの完成であります〜。
さぁ投げるぞ! 試すぞ!!! あとは実釣りあるのみだ!!!!
とテンションがあがっていた時に・・・
こんなお知らせが・・・・(T_T)
かわいそうなT3は初期不良の混在が判明して点検に里帰りに〜(>_<)
ノーマルに戻して、さっそくダイワ送りになりました・・・とほほ。
なんやねん(>_<)ぎゃふん。
オチがついた所で、オマケ。
スプール回転を支えるベアリングのサイズは、ノーマルのT3のスプール側が1154(1150)で、フレーム側が1034(1030)でした〜参考までに(^^)
帰って来たらテストしま〜す。
すっごい楽しみにしておりました。
今のスティーズにはなんの文句もないのですが、さらに進化していくのならそっちも使ってみたいと思う、道具道楽野郎の性であります(>_<)
これがTウィングシステム(^^)
う〜ん、頭いいぜ作った人!
REAL FOURのスプールは15.2g・・・重いっす(>_<)これに下巻きしたらベアリングをどうしようが、どんなオイルを使おうが、キャストがどんなに上手かろうが2gは飛ばせないっす(>_<)しかしこれは予想通り〜♪
そんなわけで、スティーズやTDジリオンでやっているように、PX(プレッソ)のスプールに換装する作戦を発売前から妄想していました。
あとはスプールサイズやカラーの位置が問題。
それは発売して実機を計測しないとなんとも判明しないので、発売を待ち、入荷と同時にピックアップ(^^)
さっそく持ち帰って色々と実測。
スプール径はスティーズと同様のφ34、これでZPIのスティーズ用フィネスリングがそのまま使えると思ったら・・・
スプールの位置決めをしているカラーが、0.5mmほど内側に入っていて、そのままだとスプールが入らない事が判明(>_<)
くぅ、微妙に変えてきやがって〜。
そこで、パーツを慎重に削る勇気。
PX68用フィネススペシャルスプールの、赤いパーツ。
これはスプールベアリングを固定しているカラー(色って意味でなく・そういえばこういうパーツってなんでカラーって言うんだろうか?(^^;)パーツなのですが、これを0.5mm削ります。
ここで大事なのが、まっすぐ削る事。
斜めに削っちゃうとせっかく出ている精度が台無しになっちゃいますし、回転性能にも影響する可能性があります。
とりあえず、旋盤を使うのがベターなのですが、これ用の治具作るのもめんどうなので、定盤の上にサンドペーパーをしいて、その上にパーツを乗せて、消しゴムなんかで均一に圧力を駆けて、手癖が着かないように少しづつ回転させながら少しづつ削っていきます。
定盤がない場合は、なるべく水平で、まっすぐなテーブルの上って感じでOKです(^^)
削りすぎると強度が落ちたり、最悪ベアリングを固定出来なくなっちゃうので注意が必要です。
僕の削りっぷりはこんな感じ。
0.5mmジャスト削ってます。
パーツを戻すとこんな感じ。(^^)
この部品以外は加工しないので、最悪修理に出したり、パーツを取り寄せれば(取り寄せ対応では無く、修理対応になるかもしれませんが)元に戻せるのがいいかと〜。
この加工で、メカニカルブレーキを緩めている状態で、ほんの少しだけカタつく程度になるはずです。
カタつきはホントに微妙にですが(^^;
あとはフレームとスプールの隙間を埋めるパーツなのですが・・・
φ34のスプーがあった所にφ31のスプールが入っているので、直径差3mm、カラーパーツの厚みは1.5mm以下って感じです。
ZPIのスティーズ用のフィネスリングを実測すると、外径はφ34、内径はφ31.2、高さ2mm
でした。
なんとスプールとの隙間0.1mm(^^;いやぁシビアにできてるなぁ。
これを入れれば〜(^^)
と入れてみると・・・あれ? 干渉しちゃって回んない(>_<)とほほ。
金属をマシンカットして仕上げているスティーズと違い、樹脂であるザイオンは微妙に精度が出ていないのか、それとも俺のT3の個体のせいか、そのままではダメでした〜。
そこで・・・
秘密工場で作ってしまう事に(^^)
自宅の旋盤じゃサイズ的にはきつかったので、対応最高の秘密工場に即メール〜♪
凄いスピードで作ってくれました。
実測してみて山犬が出したのは内径プラス0.1mmのφ31.3だったのですが、工場で試してもらった結果、さらに0.05足してφ31.35という事に・・・さすが(^^)たのもしいぜ秘密工場!(^^)
仕上がって来たパーツを組み込み(弱圧入なので簡単(^^))
すっげ良い感じ(^^)
できた〜♪
シャーっと気持ちよく回転するPX用フィネススペシャルスプール(^^)
これで、T3フィネスカスタムの完成であります〜。
さぁ投げるぞ! 試すぞ!!! あとは実釣りあるのみだ!!!!
とテンションがあがっていた時に・・・
こんなお知らせが・・・・(T_T)
かわいそうなT3は初期不良の混在が判明して点検に里帰りに〜(>_<)
ノーマルに戻して、さっそくダイワ送りになりました・・・とほほ。
なんやねん(>_<)ぎゃふん。
オチがついた所で、オマケ。
スプール回転を支えるベアリングのサイズは、ノーマルのT3のスプール側が1154(1150)で、フレーム側が1034(1030)でした〜参考までに(^^)
帰って来たらテストしま〜す。
Posted by やまけん at 12:44│Comments(16)
│道具関連
この記事へのコメント
リール改造(^^;)職人の域ですね。凄いです。
Posted by 夢追い at 2011年08月05日 13:02
夢追いさん>
いやいや〜、ゴリっと削ってるだけであります〜(^^)
元々エアガンやらRCやら、バイクやらとベアリングとギアが付いたものが好きなので、いじっちゃうんですよね〜(^^)
いやいや〜、ゴリっと削ってるだけであります〜(^^)
元々エアガンやらRCやら、バイクやらとベアリングとギアが付いたものが好きなので、いじっちゃうんですよね〜(^^)
Posted by やまけん at 2011年08月05日 17:12
自分もT3買いに行きました!! ...らメーカー回収後で欠品でした(ToT) マグフォースダイヤルが回らなくなってしまうらしいですね。。
そして思わず横に置いてあったアブのLTXにリアクションバイトしてしまいました..(^ω^)
そして思わず横に置いてあったアブのLTXにリアクションバイトしてしまいました..(^ω^)
Posted by ajax at 2011年08月06日 07:38
素晴らし手加工ですね(^o^)
研磨機で削るとまずいかな…
リップは研磨機で作った事がありますが…
あと安物のリールを旋盤でARCスプールチックにしたこともあったっけ(笑)
工場勤務のメリットってありますよedzね♪
リールの復帰楽しみですねf(^_^;
研磨機で削るとまずいかな…
リップは研磨機で作った事がありますが…
あと安物のリールを旋盤でARCスプールチックにしたこともあったっけ(笑)
工場勤務のメリットってありますよedzね♪
リールの復帰楽しみですねf(^_^;
Posted by T・U at 2011年08月06日 14:11
ajaxさん>
LTX気になってるんですよね〜(^^)
どうっすか!?
PX68より扱いやすいとの噂もあるので〜。
T・Uさん>
研磨機いいなぁ(^^)
我が家には、小さな金工旋盤、木工旋盤、ボール盤、そのたハンド工具系くらいな感じです。
工場勤務のメリットはすっげぇあると思いますよ〜(^^)
趣味の物を自作したりしていると、町の工場まるまる一個欲しくなっちゃいます(^^)しかし一番欲しいのは職人さんたちの腕ですね〜(^^)
みんなプロはすごい!
趣味で機械加工、金属加工をかじった程度なので、プロの技術、スピード、そして精度にいつもホレボレしております。
日本の加工屋さんはすげ〜って感じです(^^)
LTX気になってるんですよね〜(^^)
どうっすか!?
PX68より扱いやすいとの噂もあるので〜。
T・Uさん>
研磨機いいなぁ(^^)
我が家には、小さな金工旋盤、木工旋盤、ボール盤、そのたハンド工具系くらいな感じです。
工場勤務のメリットはすっげぇあると思いますよ〜(^^)
趣味の物を自作したりしていると、町の工場まるまる一個欲しくなっちゃいます(^^)しかし一番欲しいのは職人さんたちの腕ですね〜(^^)
みんなプロはすごい!
趣味で機械加工、金属加工をかじった程度なので、プロの技術、スピード、そして精度にいつもホレボレしております。
日本の加工屋さんはすげ〜って感じです(^^)
Posted by やまけん at 2011年08月08日 08:43
はじめてまして。 凄いですね! 素晴らしいです。 私も挑戦してみたいのですが、材質は何か教えていただけますか??
Posted by sin at 2011年08月23日 03:06
sinさん>
材はABSです〜。
たわみや、ひずみで一瞬スプールと接する可能性もあるので、金属にしない方がよいかと〜 ホントはPOMとかでもいいのかもしれません〜(^^)
圧入なので、POMと滑っちゃうかなぁ?
なんて悶々としてます〜♪
材はABSです〜。
たわみや、ひずみで一瞬スプールと接する可能性もあるので、金属にしない方がよいかと〜 ホントはPOMとかでもいいのかもしれません〜(^^)
圧入なので、POMと滑っちゃうかなぁ?
なんて悶々としてます〜♪
Posted by やまけん at 2011年08月23日 09:29
ありがとうございます(^^)
早速 ABS手配してチャレンジしてみます!
早速 ABS手配してチャレンジしてみます!
Posted by sin at 2011年08月23日 17:05
sinさん>
チャレンジ結果楽しみにしております〜♪
チャレンジ結果楽しみにしております〜♪
Posted by やまけん at 2011年08月26日 10:47
こんばんは
こちらの記事を参考に先日、私もT3フィネスカスタムに挑戦しました。
結果はカラーを0.5mm 削っただけでスプールはフィネスリングと干渉せず ・・・
どうやらリールもしくはパーツとリールの両方に個体差があるように思われます。
こちらの記事を参考に先日、私もT3フィネスカスタムに挑戦しました。
結果はカラーを0.5mm 削っただけでスプールはフィネスリングと干渉せず ・・・
どうやらリールもしくはパーツとリールの両方に個体差があるように思われます。
Posted by plus-line at 2012年01月25日 00:49
plus-lineさん>
こんばんは〜(^^)
おそらくリールの個体差かと思われます〜
パーツはABS材の削り出しなので、それほど個体差は出ないはずなので、ザイオン(樹脂)のインジェクションかと思われるので、精度がやや出てないんではないかなぁと。
精度が出てないとは言え、致命的なものではなくホンのわずかなって感じだと思うのですが〜(^^)
マグネシウムボディの、稼働部削り出しなTウィング付きのスティーズ出て欲しいっすよね〜w
こんばんは〜(^^)
おそらくリールの個体差かと思われます〜
パーツはABS材の削り出しなので、それほど個体差は出ないはずなので、ザイオン(樹脂)のインジェクションかと思われるので、精度がやや出てないんではないかなぁと。
精度が出てないとは言え、致命的なものではなくホンのわずかなって感じだと思うのですが〜(^^)
マグネシウムボディの、稼働部削り出しなTウィング付きのスティーズ出て欲しいっすよね〜w
Posted by やまけん at 2012年01月26日 10:20
はじめまして。
このサイトを参考にさきほど改造に成功しました。ありがとうございます。
この時の手順などをブログにまとめて掲載しました。
ブログでは山犬さんのことを紹介しております。不都合な場合はお知らせ願います。対処します。
取り急ぎお礼とご連絡まで。
このサイトを参考にさきほど改造に成功しました。ありがとうございます。
この時の手順などをブログにまとめて掲載しました。
ブログでは山犬さんのことを紹介しております。不都合な場合はお知らせ願います。対処します。
取り急ぎお礼とご連絡まで。
Posted by swcues at 2012年02月23日 01:38
私のブログの所在を通知し忘れました。
よろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
Posted by swcues at 2012年02月23日 01:41
swcuesさん>
はじめまして(^^)
コメントありがとう御座います〜。
T3フィネス、いいですよね〜♪
まったく不都合ありませーん(^^)
今後もよろしくお願いいたします。
はじめまして(^^)
コメントありがとう御座います〜。
T3フィネス、いいですよね〜♪
まったく不都合ありませーん(^^)
今後もよろしくお願いいたします。
Posted by やまけん at 2012年02月23日 13:17
クラッチを繋いでハンドルを廻すと重くなる現象を2度ほど経験しました。クラッチを切って繋ぐと解消しました。
おそらくですが、フィネスリングとスプールが干渉したのかもしれません。
ハンドルの付け根を引っ張ると結構遊びが大きいです。これが原因のような気がしています。
山犬さんのT3で同じようなことはありませんか?
おそらくですが、フィネスリングとスプールが干渉したのかもしれません。
ハンドルの付け根を引っ張ると結構遊びが大きいです。これが原因のような気がしています。
山犬さんのT3で同じようなことはありませんか?
Posted by swcues at 2012年02月26日 00:45
swcuesさん>
僕のT3の場合、フィネスリングが専用(自分で設計して作ってもらったもの)なので、干渉することはないですねー。
スティーズ用のものだと、かなりタイトで、ザイオンボディのごくわずかな歪みで擦ってしまうのかもしれませんねー。
僕のT3の場合、フィネスリングが専用(自分で設計して作ってもらったもの)なので、干渉することはないですねー。
スティーズ用のものだと、かなりタイトで、ザイオンボディのごくわずかな歪みで擦ってしまうのかもしれませんねー。
Posted by やまけん at 2012年02月27日 14:45