2015年02月02日
国際フィッシングショー・最新の発表です!
国際フィッシングショー2015 無事終了しましたー(^^)
TRY-ANGLEブースに立ち寄って下さった皆様、トークショーなどのイベントに参加して下さった皆様、FBなどで遠隔参加(笑)して頂いた皆様に感謝感激であります。
今回のショーでは、弊社の「勝負」とも言える「アンダースピンリール」を発表させて頂きました。
開発名称「TRY-ANGLE TU-01」
TRY-ANGLEとISUZUリールのタッグがお送りする2015年の新機軸リールです・・・と言うか懐かしのリールのリバイバルと言いますか(笑)
渓流のルアーフィッシングでベイトタックルが注目されて数年。
僕の中で「スピニングロッド財産」をどう使うか・・・
と言うテーマがひっそりとあったのですが、それの答えの一つになって欲しいなぁと言う想いから企画しているものです。
ぼくはスピニング、ベイトの「優劣」を競うつもりは毛頭ありません。
使い方によって・・・つまり適材適所があり、どちらも良い所があるからです。
ただ、もしコッチ側に、アッチ側の良い所の要素が取り込めたら・・・
アッチ側のうーんと思っていた所が、コッチ側の要素で改善されたら・・・
そんな事を考えていていたりもします。
渓流ベイトの「良い所」それは、キャストの回数です。
ベイル位置を決めながらたらしを調整し、糸を拾って、ベイルを返してキャストするスピニングは、作業工程の多さから、クラッチきってポーンとキャストするベイトよりも、どうしてもキャスト回数で劣ってしまいます。
ただ今までは・・・軽いルアーの、キャストしやすさや遠投性で、圧倒的にベイトリールに勝っていたので、スモールプラグ中心の渓流の釣りでは、どどーんと中心にいたと言うのが現状です。
ベイトフィネスの台頭で、軽量なルアーをストレスなくキャスト可能になった昨今、この分野は互角になりつつあると言う印象を僕は持っています。
ただ、ロッドの種類は、中心にいたスピニングの方が遥かに多いのは事実。
僕も唸るほどスピニングロッドを買って(しまってw)いますし、大好きなロッドもたくさんあります。
ベイトを扱うように「クラッチ切ってポーン」とスピニングロッドで釣りが出来ないもんかなぁ・・・
そこで、レバーコントロール・アンダースピンリールが僕の中で「ピコーン!」と現れました。
遠距離キャストを必要としない渓流(中流くらいまで)のルアーフィッシングでは、カバーでチョークされるスピンキャストリールの欠点は気になりませんし、フェザリングのような微調整はレバーを「半クラッチ」のように操作する事で可能になります。
さらに、重量とサイズがほんの少し大きくなりますが、スプールの大型化と大口径ギアを搭載する事により、ハンドル1回転の糸巻き量は、最新のハイギアスモールリールと同等レベルにまで上げられます。(80cm程度を予定)
もちろんクラシカルなデザインの中に、五十鈴リールのお家芸「日本製」の高精度が加わります。
設計を担当しているのは、五十鈴リールの設計部部長・大森新太郎氏。
名前を見て「ファッ!?」と思った方は、ベテラン&リールマニア(笑)
そうです、Mi-CONシリーズで日本のスモールスピニング界に濃厚な足跡を残したダイアモンドリール(大森製作所)で設計担当をされていた方です。
深く熟成されていったスピニングロッド財産達。
渓流ベイトで感じた「手返しの優位性」
そして、トラッドデザインの皮に隠れた、鋭敏な設計とMade in Japanの高精度。
きっと「何か新しい事」がおこりそうな気がしてしまっているのです(^^)
目下、鋭意製作中!
皆様、ぜひぜひ注目して頂ければと思います。
写真は3Dプリンタによるモックアップ&製造中の部品。


TRY-ANGLEブースに立ち寄って下さった皆様、トークショーなどのイベントに参加して下さった皆様、FBなどで遠隔参加(笑)して頂いた皆様に感謝感激であります。
今回のショーでは、弊社の「勝負」とも言える「アンダースピンリール」を発表させて頂きました。
開発名称「TRY-ANGLE TU-01」
TRY-ANGLEとISUZUリールのタッグがお送りする2015年の新機軸リールです・・・と言うか懐かしのリールのリバイバルと言いますか(笑)
渓流のルアーフィッシングでベイトタックルが注目されて数年。
僕の中で「スピニングロッド財産」をどう使うか・・・
と言うテーマがひっそりとあったのですが、それの答えの一つになって欲しいなぁと言う想いから企画しているものです。
ぼくはスピニング、ベイトの「優劣」を競うつもりは毛頭ありません。
使い方によって・・・つまり適材適所があり、どちらも良い所があるからです。
ただ、もしコッチ側に、アッチ側の良い所の要素が取り込めたら・・・
アッチ側のうーんと思っていた所が、コッチ側の要素で改善されたら・・・
そんな事を考えていていたりもします。
渓流ベイトの「良い所」それは、キャストの回数です。
ベイル位置を決めながらたらしを調整し、糸を拾って、ベイルを返してキャストするスピニングは、作業工程の多さから、クラッチきってポーンとキャストするベイトよりも、どうしてもキャスト回数で劣ってしまいます。
ただ今までは・・・軽いルアーの、キャストしやすさや遠投性で、圧倒的にベイトリールに勝っていたので、スモールプラグ中心の渓流の釣りでは、どどーんと中心にいたと言うのが現状です。
ベイトフィネスの台頭で、軽量なルアーをストレスなくキャスト可能になった昨今、この分野は互角になりつつあると言う印象を僕は持っています。
ただ、ロッドの種類は、中心にいたスピニングの方が遥かに多いのは事実。
僕も唸るほどスピニングロッドを買って(しまってw)いますし、大好きなロッドもたくさんあります。
ベイトを扱うように「クラッチ切ってポーン」とスピニングロッドで釣りが出来ないもんかなぁ・・・
そこで、レバーコントロール・アンダースピンリールが僕の中で「ピコーン!」と現れました。
遠距離キャストを必要としない渓流(中流くらいまで)のルアーフィッシングでは、カバーでチョークされるスピンキャストリールの欠点は気になりませんし、フェザリングのような微調整はレバーを「半クラッチ」のように操作する事で可能になります。
さらに、重量とサイズがほんの少し大きくなりますが、スプールの大型化と大口径ギアを搭載する事により、ハンドル1回転の糸巻き量は、最新のハイギアスモールリールと同等レベルにまで上げられます。(80cm程度を予定)
もちろんクラシカルなデザインの中に、五十鈴リールのお家芸「日本製」の高精度が加わります。
設計を担当しているのは、五十鈴リールの設計部部長・大森新太郎氏。
名前を見て「ファッ!?」と思った方は、ベテラン&リールマニア(笑)
そうです、Mi-CONシリーズで日本のスモールスピニング界に濃厚な足跡を残したダイアモンドリール(大森製作所)で設計担当をされていた方です。
深く熟成されていったスピニングロッド財産達。
渓流ベイトで感じた「手返しの優位性」
そして、トラッドデザインの皮に隠れた、鋭敏な設計とMade in Japanの高精度。
きっと「何か新しい事」がおこりそうな気がしてしまっているのです(^^)
目下、鋭意製作中!
皆様、ぜひぜひ注目して頂ければと思います。
写真は3Dプリンタによるモックアップ&製造中の部品。


Posted by やまけん at 12:54│Comments(21)
│雑記
この記事へのコメント
アンダースピンは一般的に初心者用の低性能の製品とと思われていますが、ABUのやや古い製品を使うとライントラブルの少なさに驚きます。
子供連れでもキャスト時のラインが
ボワッ!を気にすることなく安心して釣りが楽しめて
釣り人口の拡大に一役買うのではとさえ思っています。
これまでイメージが先行して日本のメーカーでは見るからにチープな製品しかなかったのでとても期待しています。国産品と言えるギヤ、平行まき機構、セラミックのピックアップピン、しっかり機能する普通のドラグ。これらがきちんと装備されていることを願います。
子供連れでもキャスト時のラインが
ボワッ!を気にすることなく安心して釣りが楽しめて
釣り人口の拡大に一役買うのではとさえ思っています。
これまでイメージが先行して日本のメーカーでは見るからにチープな製品しかなかったのでとても期待しています。国産品と言えるギヤ、平行まき機構、セラミックのピックアップピン、しっかり機能する普通のドラグ。これらがきちんと装備されていることを願います。
Posted by sima at 2015年02月03日 23:22
待ってました。
日本製スピンキャストリール
D社もS社も見て見ぬ振りのカテゴリ
期待して待ってます。
日本製スピンキャストリール
D社もS社も見て見ぬ振りのカテゴリ
期待して待ってます。
Posted by morethan at 2015年02月05日 11:39
山犬さんへ
おぉ~!さすが良い処に目が行きましたね♪
懐かしきダイワのカ-ボストライカー ST-20が使い易かったのを憶えています。(そして未だ所有 笑)
大きさはアブのVS505位? モックアップの感じはミッチェル308の様な形ですね。ライン放出口がやや大き目だと嬉しいですね。
期待してます(^^♪
でわでわ。
おぉ~!さすが良い処に目が行きましたね♪
懐かしきダイワのカ-ボストライカー ST-20が使い易かったのを憶えています。(そして未だ所有 笑)
大きさはアブのVS505位? モックアップの感じはミッチェル308の様な形ですね。ライン放出口がやや大き目だと嬉しいですね。
期待してます(^^♪
でわでわ。
Posted by 闇夜のカラス at 2015年02月05日 16:50
simaさん>
低価格、低性能からの脱却は今回の狙いだったりしまーす(^^)
どんな装備になるのか、どんなスペックになるのか、お待ち頂ければ嬉しいでーす(^^)
morethanさん>
かなーり、良い感じに「使える」リールをめざしまーす(^^)
闇夜のカラスさん>
カーボストライカー、可愛いリールですよねー(^^)最終的にどうなっていくのか、僕も楽しみです(^^)
低価格、低性能からの脱却は今回の狙いだったりしまーす(^^)
どんな装備になるのか、どんなスペックになるのか、お待ち頂ければ嬉しいでーす(^^)
morethanさん>
かなーり、良い感じに「使える」リールをめざしまーす(^^)
闇夜のカラスさん>
カーボストライカー、可愛いリールですよねー(^^)最終的にどうなっていくのか、僕も楽しみです(^^)
Posted by やまけん
at 2015年02月09日 12:32

楽しみです!性能はモチロンですが男の所有欲を満たしてくれる物に昇華させて下さい。
ちなみにいつ頃を完成目標としていますか?
ちなみにいつ頃を完成目標としていますか?
Posted by カズ at 2015年03月29日 15:43
カズさん>はーい、かなーりイケル感じにしあがると思います(^^) 完成は・・・ね、年内くらいですかねー?
完全新規なので、先が長いですー
完全新規なので、先が長いですー
Posted by やまけん
at 2015年04月03日 22:38

ベイトロッドに装着するタイプですか?
Posted by カズ at 2015年06月25日 08:39
カズさん>
スピニングロッドに装着しますー。
アンダースピンキャストリールと言う種類になります。
スピニングロッドに装着しますー。
アンダースピンキャストリールと言う種類になります。
Posted by やまけん
at 2015年06月27日 21:30

渓流ベイトやりたいンですがラインどのくらい巻くか分かりませんよろしければ教えていただけませんか?
Posted by だん at 2015年09月18日 20:28
だんさん>
コメントありがとうございます。
狙う魚のサイズや、フィールドの規模によってまちまちなのですが、通常の渓流と呼ばれるような小さな河川の場合、ナイロンライン4lbを30mも巻けば充分です。
ただ、最初のうちはライントラブルも多いと思いますので、4lbナイロンラインを40m程度巻いておくとよいかもしれません。 僕がホームにしている桂川のような中規模河川になると、飛距離が必要となるので、PEラインを使った方がよいです。 PE0.5号〜0.6号を100m程度巻いて、フロロカーボンのリーダーを結んで下さい。渓流ベイトは楽しいので、頑張って練習してみて下さいませー(^^)
コメントありがとうございます。
狙う魚のサイズや、フィールドの規模によってまちまちなのですが、通常の渓流と呼ばれるような小さな河川の場合、ナイロンライン4lbを30mも巻けば充分です。
ただ、最初のうちはライントラブルも多いと思いますので、4lbナイロンラインを40m程度巻いておくとよいかもしれません。 僕がホームにしている桂川のような中規模河川になると、飛距離が必要となるので、PEラインを使った方がよいです。 PE0.5号〜0.6号を100m程度巻いて、フロロカーボンのリーダーを結んで下さい。渓流ベイトは楽しいので、頑張って練習してみて下さいませー(^^)
Posted by やまけん
at 2015年09月21日 08:50

あとベイトリールメンテナンスの時全部分解してオイルの給油と掃除するんですか?それとオススメのロッドリールありますか?
質問多くてすみません( >Д<;)
質問多くてすみません( >Д<;)
Posted by だん at 2015年09月24日 11:50
それとssairでは桂川はきびしいですかね?
Posted by だん at 2015年09月26日 09:47
だんさん〉
SS-AIR、充分使えますよー。
完全にバラしてメンテナンスするのはたまにで大丈夫です。
なんなら年1、オーバーホールに出せば良いかとおもいますー(^_^)
お勧めタックルはフィールド次第ですねー(^_^)
SS-AIR、充分使えますよー。
完全にバラしてメンテナンスするのはたまにで大丈夫です。
なんなら年1、オーバーホールに出せば良いかとおもいますー(^_^)
お勧めタックルはフィールド次第ですねー(^_^)
Posted by やまけん at 2015年09月26日 16:32
でもssairにPEって巻いてもいいんですか?
Posted by だん at 2015年09月27日 11:37
だんさん>
スプールが薄く、シャフトも軽量化のために通常よりも弱いので、太いPEで、根掛かりなどとガチンコ勝負は厳禁です。
バスフィッシングの場合、1号〜2号くらいの極太PEを使いますので、それで引っぱりっこしてしまうとリールが壊れるのでNGと言うことになっています。
トラウトで使うような0.6号以下で通常の渓流にいるサイズの魚と引っぱりっこする場合は、よっぽど変な扱いをしない限り壊れないと思います。
ただもちろん自己責任なので「絶対壊れない」と保障するものではないです。
とにかく、フィネスリールのスプールは軽量化のために繊細に(といっても頑丈なんですが)出来ているので、扱いは注意が必要です。
スプールが薄く、シャフトも軽量化のために通常よりも弱いので、太いPEで、根掛かりなどとガチンコ勝負は厳禁です。
バスフィッシングの場合、1号〜2号くらいの極太PEを使いますので、それで引っぱりっこしてしまうとリールが壊れるのでNGと言うことになっています。
トラウトで使うような0.6号以下で通常の渓流にいるサイズの魚と引っぱりっこする場合は、よっぽど変な扱いをしない限り壊れないと思います。
ただもちろん自己責任なので「絶対壊れない」と保障するものではないです。
とにかく、フィネスリールのスプールは軽量化のために繊細に(といっても頑丈なんですが)出来ているので、扱いは注意が必要です。
Posted by やまけん
at 2015年09月27日 12:48

桂川もpe40メートルくらいでも大丈夫ですか?
Posted by だん at 2015年10月01日 19:40
だんさん>
基本前々大丈夫だと思います〜。
基本前々大丈夫だと思います〜。
Posted by やまけん
at 2015年10月06日 11:07

最後にもう1つ聞きたいのですが桂川の魚が大きすぎてスプール変形とかありますか?
Posted by だん at 2015年10月13日 21:38
60センチとかのニジマスです
Posted by だん at 2015年10月13日 21:46
60センチとかのニジマスです
Posted by だん at 2015年10月13日 21:46
だんさん>
大丈夫ですよ。
ドラグ設定をしっかりやって、親指で無理矢理スプールを押し込んだりしない限りは変形することはありません。
大丈夫ですよ。
ドラグ設定をしっかりやって、親指で無理矢理スプールを押し込んだりしない限りは変形することはありません。
Posted by やまけん
at 2015年10月15日 10:54

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